道化服を着た恋6「白磁の花」
2002年9月24日もう
こんなところまで来てしまったよ
花がたくさん咲いている
ひとつひとつを踏みしめる
種を宿す前に 朽ち果てるだろうから
荒れた花畑が僕を見ている
どうしても
裏切らずにいられない僕は
君が持っていた刃を奪い
地に突き刺して進んでゆく
僕の左手には
消される時をただ待っている
赤い火のついた葉っぱの筒
ひとくち吸って煙を吐いて
花畑を超えるとほら
美しい 愛しい灰皿がそこにある
白磁の君
その手のひらに 赤い 黒い花を咲かせよう
待ちつづけたのは僕なんだ
それはもう 長い 長いあいだ
こんなところまで来てしまったよ
花がたくさん咲いている
ひとつひとつを踏みしめる
種を宿す前に 朽ち果てるだろうから
荒れた花畑が僕を見ている
どうしても
裏切らずにいられない僕は
君が持っていた刃を奪い
地に突き刺して進んでゆく
僕の左手には
消される時をただ待っている
赤い火のついた葉っぱの筒
ひとくち吸って煙を吐いて
花畑を超えるとほら
美しい 愛しい灰皿がそこにある
白磁の君
その手のひらに 赤い 黒い花を咲かせよう
待ちつづけたのは僕なんだ
それはもう 長い 長いあいだ
コメント