CHURCH

2002年12月24日
薄れゆく霧のように その声が通り過ぎて
今はただなにも見えず わたしはさまようけど
いつか叶えるだろう ささやかな願いを
今はもう離れてゆく わたしたちはどこまでも

遠い日に夢見たのは この手にあるひかり
触れ合えば消えてしまう ちいさなひかりだけど
しずかな波のように 汚れた身体を流すだろう

遠く離れてゆく
わたしたちはいつのまにか
なにもおそれずに 長い時をすごしていた

とても ちいさなことで喜び合った

今は離れてゆく わたしたちは遠く
わたしはこの先もずっと かすかなひかりを抱いてゆく

もうなにも聞こえない
わたしたちは気がつけば 暗闇の中にいたけれど
わたしは歩いてゆくだろう
おなじ時代をあなたと生きた

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石川風の、クリスマスの歌ということで。
どこがどうクリスマスなのかわからないかもしれませんが(笑)
久しぶりにメロディのある詩をのせてみました。

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