飛ぶ影もなく
2003年1月29日空をななめに流れている
薄く白く 雲が
きっと心なんかないんだ
ぼくたちが悩んで 迷ってゆく
灰色とか茶色とか黒色とかの地面が
まるで届かないような
遠くの未来を見ているんだ
ぼくの背丈がもっと 小さかった頃
なにも知らずにいろんなことで喜んだ
溶けない雪がかなしくて
毎朝泣きながら桜の日を待った
空をななめに流れている
薄く白く 雲が
ぼくたちが悩んで 迷ってゆく
灰色とか茶色とか黒色とかの地面は
今日もやわらかかったりかたかったりするけれど
ぼくは
こっそり命をふきこむんだ
ぼくたちの心が
雪や桜にうもれないように
薄く白く 雲が
きっと心なんかないんだ
ぼくたちが悩んで 迷ってゆく
灰色とか茶色とか黒色とかの地面が
まるで届かないような
遠くの未来を見ているんだ
ぼくの背丈がもっと 小さかった頃
なにも知らずにいろんなことで喜んだ
溶けない雪がかなしくて
毎朝泣きながら桜の日を待った
空をななめに流れている
薄く白く 雲が
ぼくたちが悩んで 迷ってゆく
灰色とか茶色とか黒色とかの地面は
今日もやわらかかったりかたかったりするけれど
ぼくは
こっそり命をふきこむんだ
ぼくたちの心が
雪や桜にうもれないように
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