静かな告白
2003年4月17日雨の中で僕は
目の前がなにも見えないくらい
恐怖にとりつかれていた昨日のことを考える
無抵抗の僕にできることはせめて
頭を抱えて唇を噛むことくらいで
けれど噛み切る勇気はなくて
それでも明日に頼ってしまうのが情けなく
じわりときていた涙をぬぐい
遅刻の理由を作るのにせいいっぱいで
ただ その堪え難い時をやりすごした
どうしてと思うほど
なんでもない小さなことで
あると信じていたものはその瞬間に失われ
ないと思っていたものはそこにある
なんだか笑えるくらいの不思議な日々を
僕は どこまで歩んでゆけるだろう
コーヒーを入れて窓の外を眺める
そんな一日が訪れるまで
僕は
きっと立ち止まることはない
目の前がなにも見えないくらい
恐怖にとりつかれていた昨日のことを考える
無抵抗の僕にできることはせめて
頭を抱えて唇を噛むことくらいで
けれど噛み切る勇気はなくて
それでも明日に頼ってしまうのが情けなく
じわりときていた涙をぬぐい
遅刻の理由を作るのにせいいっぱいで
ただ その堪え難い時をやりすごした
どうしてと思うほど
なんでもない小さなことで
あると信じていたものはその瞬間に失われ
ないと思っていたものはそこにある
なんだか笑えるくらいの不思議な日々を
僕は どこまで歩んでゆけるだろう
コーヒーを入れて窓の外を眺める
そんな一日が訪れるまで
僕は
きっと立ち止まることはない
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