静かな歌
2003年12月9日とても 静かな歌だ
わたしの肌は
気がつけば爛れてしまった
拭えば消えるような埃も
放置したままでこびりついている
破れたストッキングのままで歩き続けている
わたしが立ち止まることはない
醜いとか綺麗だとかそういうことではなくて
わたしは
気がつけばこんなところまで来てしまった
とても 静かな歌が聞こえる
この歌の中に
幾千もの失われた記憶がある
その中に あなたはいた
思い出すことはない
どんなに求めても
わたしが思い出すことはない
悲しいとか愛しいとかそういうことではなくて
わたしは
気がつけば明日ばかり気にかけている
不幸とか 幸福とか
そういうことではなくて
その歌が聞こえていれば
息をつく間さえ わたしはいらない
わたしの肌は
気がつけば爛れてしまった
拭えば消えるような埃も
放置したままでこびりついている
破れたストッキングのままで歩き続けている
わたしが立ち止まることはない
醜いとか綺麗だとかそういうことではなくて
わたしは
気がつけばこんなところまで来てしまった
とても 静かな歌が聞こえる
この歌の中に
幾千もの失われた記憶がある
その中に あなたはいた
思い出すことはない
どんなに求めても
わたしが思い出すことはない
悲しいとか愛しいとかそういうことではなくて
わたしは
気がつけば明日ばかり気にかけている
不幸とか 幸福とか
そういうことではなくて
その歌が聞こえていれば
息をつく間さえ わたしはいらない
コメント